野球は世界のスポーツにならない

preface
  • お金持ちのスポーツ
  • 広い場所が必要

野球って、そんなイメージがありませんか?

ちょうど1年前、私はタンザニアで野球の普及活動をされている方を知人を通じて紹介していただき、日本で友達から集めた使用済みのボールとグラブを届けに、タンザニアの学校を訪れました。
そこで早朝、日本で使われていたのであろう道具に裸足で行われていたのは”野球”でした。
東京五輪の予選に惜しくも敗退してしまったあとだったのですが、それでもみんな自主的に集まりとても楽しそうにプレーしていたのが印象的でした。

そこで私は可能性を感じたんです。
野球を世界のスポーツにできるかもしれない。

2019年8月28日 タンザニア ダルエスサラームにて

神田にあるMIZUNO TOKYOには、歴代のグラブが展示されています。
1番古いものは布で作られていたと記憶しています。
革より安価な布のグラブで、革より安価で安全なゴムボールで、広い土地のない島国で、野球がその島国を代表するスポーツの1つになった。

話は大きくなりましたが、その大きな可能性のために、小さな私個人でできることを考えました。
まずは日本、いや東京で。野球のプレイヤー、ファンを増やす方法を。

タンザニア唯一の野球場 客席もあり毎年12月にはここで”タンザニア甲子園”が開催されます

考えたのですが、残念ながら私には何の力も無いことに気づかされるだけでした。
ただ1つ、私は周りの人たち、環境にとても恵まれていて、常に野球に関する情報が巡ってきます。
それは私にとってとても楽しく幸せで、それをシェアすることでまた誰かの役に立つかもしれないと思い、このサイト”sandlot”を作成することにしました。
受け取った情報を伝えるだけでなく、自らいろいろな場所へ向かい情報を得られるよう進んで行きたいと思います。

東京の空き地から世界へ。