20200921mon
埼京リーグ山崎代表に、ご自身の所属するチーム(大宮クラブ)の試合と試合の合間を縫って、インタビューに答えていただきました。
『最強リーグ!』
山崎代表が、埼京リーグを一言で表した言葉です。
埼京リーグの目指す”最強のリーグ”とは…
ーリーグの特徴、おもしろさを教えてください。
埼京リーグは今年で6年目のリーグになります。大会としてはリーグ戦と、春、夏、秋のトーナメント戦です。
大会自体はいろいろなリーグと特別な違いは無いです。
参加チームは、最近「埼京リーグは強いチームが多い」って言われてますけど、意図的にそういった実力があるチームを選んで参加をお願いしているといったことはないです。
ただ主催者の僕としては、最低限のルールですかね。集合時間に間に合うだとか、ユニフォームをしっかり着ているだとか、人数が揃っているだとか、野球をする上でしっかりとした準備、マナーが備わっているチームを欲しています。
なので決して「実力がうちのチームは劣るかもしれない」といったチームでも参加をお断りすることはないので、いろんなチームが入って埼京リーグの活性化に力を貸していただければと思います。
ーリーグ名の由来、込めた思いを教えてください。
リーグ名は本当は「最も強い」というリーグを目指したんですけど、それだとおもしろくないので、まあ埼玉の”埼”と東京の”京”の字を付けて”埼京リーグ”としているだけで、これも埼玉と東京のチームに限定しているわけじゃないです。
ー埼京リーグの今後についてきかせてください。
そうですね、最近は1、2年目の頃に比べて宣伝ていうのはあまりしていないです。ですけど、リーグを存続、活性化させるためには新しいチームに入ってほしいって思いは当然持っていて、やっぱり参加のチームが楽しめる、刺激あるリーグを常々目指しているところです。そのために宣伝ではなく今は裏で仕掛けをしている方が強いです。例えば”軟式野球”ってカテゴリーは”グラウンドは2時間”と基本的に決まっている中で、どうしても試合の7イニング決着するのがなかなか難しい。なので、2時間半、3時間とキッチリその試合の時間を取って、完全7イニング、そしてそれ以降もタイブレーク等で試合の決着をつける。そういったところが、リーグで1番大事なんじゃないかなと僕は思っていて、今後もこだわっていきたいです。
(※埼京リーグは自主対戦方式ですが、事務局で用意したグラウンドを使用することができ、その場合2時間半~3時間の枠が確保されているそうです。)
また”コスト負担の少ない誰でも入れるリーグ”というのがコンセプトの中にあります。なので”勝ったチームがプロスタで決勝”といったことは全く考えていなくて。それ以外の部分で、埼京リーグの魅力を常に考えていかなきゃいけないなって思っています。
ー野球の魅力ってどんなところだと思いますか。
僕も8歳から今年で40年近くの野球歴になるんですけど、1回もユニフォームを脱ぐことなく続けていて。これは野球をしている方なら皆さんわかると思うんですけど、、本当に辞められない(笑)。
プレーをしている中で、同じ場面が来ても、昨日は成功したけど、今日は失敗した。逆もしかり、野球って100%って無いんですよね。だから面白い!勝つためにはどうすれば良いのかって探究する、これっていうのはもう奥深い。もうキリがない。考えたら。だから僕も少年のように野球をしてるんじゃないのかなと思います。
ー40年はすごいですね!
野球は失敗が多いスポーツです。打撃では10回打席に立って3回成功すれば一流と言われる中、7回の失敗をどう取り組むか奥の深いスポーツで、これに悩みもがき続けて現役生活39年の今があります。また、野球という競技はチームスポーツでもあり、打てなくても守りや走塁でチームに貢献出来て。そんな魅力あるスポーツなので、簡単に辞めることができません!
目指す日本一を達成するまでは、、ましてや昨年埼玉県内でも優勝を逃し、埼玉の覇権奪還するまでは絶対に辞められないです!!
ー最後に何かあれば!
これだけしゃべっても「埼京リーグってどんなところなの?」と分からない方もいると思うんですけど、僕はメールアドレスも電話番号もフルオープンにしているので、何かあれば連絡もらいたいなと思います!
『強さ』とは実力だけではなく、マナー等の思いやりや向上心のような気持ちの部分も大きな要素であり、それが勝敗へとつながるのだと感じさせられました。
イベントや派手な演出ではなく、試合そのものの”質”にこだわり、1試合1試合選手が”やり切った”と思えるような、達成感のある試合が行える環境を整えたリーグだと思います。
山崎さんの野球愛がとても伝わってくるインタビューでした!!
お忙しい中ありがとうございました。
埼京リーグHP
https://bb.vcuda.net/saikyo/