20210912Sun
夏の終わりを感じさせる澄んだ空気と川の音に包まれた埼玉県秩父市の荒川総合運動公園野球場にて、プライドジャパン甲子園関東地区大会決勝トーナメントの運営を担当させていただきました。
準決勝第1試合は4番が満塁ホームランで試合を決めたEques96、第2試合は打撃戦を制したTG・OUTSIDER、両チームが決勝へと駒を進めました。
投手戦を堅守で制しTG・OUTSIDERが全国大会へ!
奪三振数ではEques96投手陣が上回るものの、初回の1得点を守り切り、打たせて取るピッチングで完封勝利を収めたエース鈴木投手の好投と、全ポジション隙のない堅い守備を見せたTG・OUTSIDERが全国大会へ進出。甲子園へ王手をかけました!
TG・OUTSIDERは初回から先攻Eques96先頭打者の深代選手がセンター前安打で出塁する等、1アウト満塁のピンチを迎えるも、サード潮田選手の好守備、好判断でダブルプレーを奪い先制を許しません。
流れをつかんだTG・OUTSIDERはその裏、先頭打者の三浦選手がライト前安打で出塁すると、続く潮田選手もレフト前安打で続き、3番篠崎選手のタイムリーで先制点を挙げます。
TG・OUTSIDERは、なおも続くチャンスで相手のバッテリーエラーを誘いホームを狙うもEques96伊藤捕手に阻まれ追加点には至りません。
2回3回とTG・OUTSIDER鈴木投手、Eques96田島投手、両チーム先発投手の前に打線がつながりません。
4回裏には準決勝で完投勝利を収めたEques96川井投手が継投。三者凡退に打ち取り、5回も無失点で切り抜けます。
6回にはEques96小池投手がマウンドへ上がると、TG・OUTSIDER途中出場の佐藤選手に三塁打を許すも得点を与えず、1点を争う緊迫した展開のまま最終回を迎えます。
Eques96この回先頭の5番浅野選手がレフト前安打で出塁。8番福本選手もレフト方向へ安打を放ち2アウト一二塁のチャンスを作るもここまで!初回の1点を死守したTG・OUTSIDERが全国大会出場を決めました!
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準決勝と決勝が同日に行われたこの大会。優勝したTG・OUTSIDERは準決勝で鈴木投手を温存し、2点ビハインドで迎えた3回の継投でエースを使わず逆転勝利を収めたチーム力の高さが優勝へと繋がったのだと感じました。
初戦では前日の雨でぬかるんだグラウンドの整備から、決勝戦後のベンチ清掃まで、どのチームも快く行ってくださり本当にありがとうございました!!
プライドジャパン甲子園大会
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