試合レポート【プライドジャパンドリームカップ 全国大会決勝戦】

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0211205Sun

各チームからは開催に感謝する声が多く聞かれた一年越しの決勝トーナメント。ほっともっとフィールド神戸にて行われた決勝戦の模様をお伝えします。

新撰組(大阪) vs 天晴(東京)

初回、先攻の新撰組は2アウトから3番住田選手がレフト前安打で出塁。盗塁を決めると、4番山本選手のライト前タイムリーで先制点を挙げます。

レフト前安打を放つ新撰組 住田選手
先制タイムリーの新撰組 山本選手

先制を許した天晴ですがその裏、2番徳田選手が四球を選び出塁すると、3番高野選手がセンター前安打でチャンスを広げ、続く4番友利選手のライト前タイムリーですぐさま試合を振り出しに戻します。

チャンスを広げる天晴 高野選手
同点のホームを陥れる天晴 徳田選手

2、3、4回と両チーム安打は出るものの、天晴 竹俣投手、準決勝で完封し尚も好投を見せる新撰組 沖田投手、両投手の前に得点には至りません。

天晴先発の竹俣投手
新撰組先発の沖田投手

このまま試合が終わるかと思われた5回表。1アウトランナー一二塁の場面で、1回戦、準決勝と打点を挙げている橋本選手が打席に入ります。

この試合捕手としても活躍の新撰組 橋本選手

放った打球は左中間を抜けるツーベースタイムリーとなり2得点。均衡を破ります。

さらに新撰組は代打西田選手にもタイムリーが飛び出し、3点差と突き放します。

代打でタイムリーを放つ新撰組 西田選手

時間制限により最終回となった6回。表を天晴継投の平山投手の好投に、ショート高野選手がファインプレーを見せ流れを引き寄せます。

しかしその裏も新撰組バッテリーを崩せず。新撰組が1年越しの全国大会を制し、優勝を飾りました!

優勝 新撰組(大阪)

準優勝 天晴(東京)

1週間前に日本シリーズが行われた ほっともっとフィールド神戸で、どの対戦も日本シリーズと同じく最終回まで手に汗握る白熱した試合展開でした!大勢の観客の中、地元開催でみごと優勝旗を手にした新撰組。どんな場面でも常にベンチは明るい声が飛び交っていたのが印象的でした。
年明けには同じく ほっともっとフィールド神戸にて2021年大会の決勝トーナメント。来年度は横浜スタジアムでの開催を予定しているこの大会。勝ち上がった先に踏み入れられるこのグラウンドの景色は、私が感じた感動の何倍も美しいんだろうなと思いました!

プライドジャパンドリームカップ
http://pridejapan.net/dreamcup/