試合レポート【プライドジャパンドリームカップ 全国大会準決勝】

tournament

20211205Sun

前日の晴天とは変わり、時折冷たい小雨が整えられた芝を濡らす ほっともっとフィールド神戸。準決勝の模様をお伝えします。

新撰組(大阪) vs HEAT(福岡)

初回、先攻の新撰組1番岡山選手が四球で出塁。2番上田選手への初球で盗塁を決め、上田選手の送りバントで三塁まで進むと、1回戦で決勝タイムリーを決めた3番橋本選手がここでもライト前タイムリーを放ち先制に成功します。

先制タイムリーを放つ新撰組 橋本選手

その後も2アウト一塁から新撰組5番住田選手が鋭い当たりを放つも、HEATサードの須田選手が素早く反応し追加点には至りません。

HEATバッテリー

その裏HEATは先頭打者の谷口選手がセンター前安打で塁へ出ると、続く2番石村選手は四球を選びノーアウト一二塁のチャンスを作ります。
しかし新撰組 東野捕手に盗塁を阻止され、流れを引き寄せることができません。

すると直後の2回表には、新撰組6番東野選手のライト頭上を越えるスリーベースに7番西田選手も左中間を抜けるスリーベースタイムリーで続き、新撰組が1点を追加します。

西田選手のタイムリーに沸く新撰組ベンチ

5回にも新撰組は9番坂口選手のライト前安打で出塁すると、効果的に塁を進め3番橋本選手の犠牲フライで3点差へと点差を広げます。
その後も新撰組は先発沖田投手の安定したピッチングと堅い守備で無失点。決勝進出を決めました!

この試合完封勝利を収めた新撰組 沖田投手

株式会社マイナット(愛知) vs 天晴(東京)

初回を両チーム無失点で終え2回表。株式会社マイナット4番市川選手が内野安打で出塁。死球が続き1アウト満塁のチャンスを作るも、天晴の安定した守備の前に得点には至りません。

試合が動いたのは3回裏。この回先頭の天晴1番田上選手がライト前安打で出塁すると、効果的に塁を進め、4番友利選手の打球が相手のエラーを誘いホームへ生還。先制点を挙げます。

天晴 友利選手

4回裏にも天晴は9番鴨下選手のライト前安打等2アウト二三塁のチャンスを演出するも、株式会社マイナット先発の安藤投手のピッチングに追加点を挙げられません。

株式会社マイナット先発の安藤投手

1点差のまま制限時間の90分が近づく5回裏。株式会社マイナット継投の長瀬投手が三者凡退で終え最終回へ望みを繋ぎます。

1点を追う株式会社マイナット

しかし最終回となった6回も天晴 先発の平山投手が無失点で抑え、6回を1被安打完封。6回中5回を打者3人で打ち取る圧巻のピッチングで、天晴を決勝へと導きました!

快投を見せた天晴 平山投手

プライドジャパンドリームカップ
http://pridejapan.net/dreamcup/