20221010Mon
全国より選抜された16チームを4ブロックに分け開催された中学軟式野球大会。移ろいやすい秋空の元、静岡県大東総合運動公園野球場にて行われた準決勝の模様をお伝えします。
一色SKクラブ(愛知) vs 吉良ベースボールクラブ(愛知)
初回を両チーム無失点で終え2回表。先攻の一色SKクラブは6番尾崎(蒼)選手がレフト頭上を越える安打を放つと、相手のエラーを誘う走塁でホームを陥れ先制点を挙げます。
先制を許した吉良ベースボールクラブですがその裏。この回先頭の4番三矢選手がレフト前安打で出塁。続く5番村松選手の送りバント等で2アウト三塁のチャンスを作ります。
しかし、一色SKクラブ先発の加藤投手の前に得点には至りません。
すると直後の3回表。一色SKクラブは8番加藤選手のスリーベース安打に9番尾崎(陽)選手がセンター前タイムリーを決め追加点を挙げます。
その後も続くピンチを切り抜けた吉良ベースボールクラブは4回裏。2アウトから5番村松選手がセンター前安打で出塁。6番牧(和)選手のタイムリースリーベースで1点を返します。
降雨による試合中断の後、両チーム5回を無失点で切り抜けると時間制限により最終回となった6回。先攻の一色SKクラブはこの回先頭の3番安藤選手がセンター前安打で出塁すると、4番山下選手がタイムリースリーベースを放ち待望の追加点。7番片山選手にもタイムリーが飛び出す等、この回強風も味方に付けた一色SKクラブが一挙5得点を挙げ、決勝進出を決めました！
第3位 吉良ベースボールクラブ（愛知）
ALL匝瑳(千葉) vs 久留米スターズ(東京)
初回を両チーム先発の、久留米スターズ石堂投手、ALL匝瑳萩原投手がそれぞれ三者凡退で終えます。
2回表も無失点で切り抜けた久留米スターズはその裏。この回先頭の古川選手がセンター前安打で出塁すると、7番金澤選手の左中間を抜けるタイムリーツーベースで先制に成功します。
先制を許したALL匝瑳でしたが、1アウト二三塁と尚も続くピンチを無失点で切り抜けます。
3回4回と両チーム無失点で終え、次に試合が動いたのは5回裏。久留米スターズこの回先頭の橘選手が死球を受け出塁。二盗三盗を決め脚でチャンスを作ると、5番仲本選手のタイムリー安打で追加点を挙げます。
すると2点ビハインドとなったここでALL匝瑳は浅野投手を投入。後続を断つと、6回も無失点で終え味方の援護を待ちます。
しかしその後も6回途中から継投の久留米スターズ金澤投手が7回もきっちり抑え、完封リレーを見せた久留米スターズが決勝戦進出を決めました！
第3位 ALL匝瑳（千葉）
オールジャパンベースボール中等部2022全国大会
https://alljapanbaseball.net/u15/
