試合レポート【第1回 お伊勢さん杯全国少年軟式野球大会準決勝】

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20201228mon

三重県伊勢市にて3日間で開催された少年軟式野球大会。
ダイムスタジアム伊勢で行われた準決勝の模様をお伝えします。

2回戦 レポート
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決勝戦レポート
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名古屋サウスブロンクス(愛知) vs 全大阪(大阪)

開始時間を1時間繰り下げ弱まってはきたものの、なお雨の降る伊勢。
投手不利な天候の中、スタジアムに試合開始のサイレンが鳴り響きます。

先攻の名古屋サウスブロンクスは初回から先頭打者の川崎選手がレフト方向への安打で出塁、好走塁を見せ三塁まで進むと、続く2番竹内選手のセンター前タイムリーで先制点を挙げます。
3番高羽選手、4番澤村選手も出塁に成功し、満塁の場面で2回戦MVPに選出された5番井上選手へ打席が回ると、この日も勝負強さを見せ見事センター前タイムリーを放ち2点を追加します。

笑顔あふれる名古屋サウスブロンクスベンチ

初回裏に江端選手の好走塁で1点を返し、2点ビハインドで迎えた2回裏全大阪の攻撃。
7番中平選手、8番安部選手が続けて安打で出塁、エラーや、1番江端選手のスクイズ等で効果的に得点を重ね逆転に成功します。

好走塁を見せた全大阪 江端選手

その後3番辰巳選手もライト前安打で出塁、2アウトランナー二三塁で4番島岡選手の打順。ボールをとらえセンター前タイムリーとなり、さらに2点を追加、ベンチは 『さすがキャプテン!!』 と盛り上がります。

この試合大活躍の全大阪 島岡選手

逆転を許した名古屋サウスブロンクスですが、直後の3回表。
この回先頭の4番澤村選手が左中間を抜ける三塁打を放ち、悪い流れを断ち切ります。
6番佐曽利選手のタイムリー安打で1点を返すと続く7番細江選手も内野安打で出塁、8番坂野選手のバントがきれいに決まり2人がホームへ生還し、試合を振り出しに戻します。

この大会投打で活躍の名古屋サウスブロンクス 澤村選手

雨はすっかり止んで迎えた4回。時間制限でこの回が最終回になります。
表をこの回から登板の全大阪、辰巳投手が無失点で終え裏の攻撃。
9番浜地選手、続く1番江端選手が安打で出塁、盗塁を決めると、2番川口選手は申告敬遠により出塁し1アウト満塁1打サヨナラの場面でバッターはキャプテン島岡選手を迎えます。
とらえた打球は満塁策を取る名古屋サウスブロンクスの内野を抜けレフト前安打となり、劇的なサヨナラ打となりました!

サヨナラ勝利に歓喜する全大阪

常に凛としていた選手、常にベンチを盛り上げていた選手、そんな名古屋サウスブロンクスの選手たちの悔し涙を流す姿が、この1年の努力や思いを乗せ、あまりにカッコよくて目を奪われました。

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第3位
名古屋サウスブロンクス

竹城台少年野球クラブ(大阪) vs 木津ブライト(愛知)

曇り空から日差しが差し込み、朝方の雨に濡れた芝が輝くスタジアム。
澄んだ空気の中、プレイボールの声が響き渡ります。

初回、先攻の木津ブライトは先頭打者の鈴木選手がエラーで出塁すると、俊足を活かし三塁まで進み、3番山田選手がきれいにスクイズを決め先制に成功します。
その裏竹城台少年野球クラブは2番安田(凱)選手がライト前安打で出塁するも、木津ブライト先発の上野投手の前に後が続きません。

竹城台少年野球クラブ 安田(凱)選手

試合が大きく動いた2回。
木津ブライトこの回先頭の5番上野選手が四球を選び出塁し盗塁を狙うも、竹城台少年野球クラブ尾上捕手が好送球を見せアウトを奪います。

投手と捕手の二刀流を見せる竹城台少年野球クラブ 尾上選手

盗塁を刺され流れが変わるかと思われたものの、続く木津ブライト6番大園選手がレフト頭上を越える打球で 『足が遅いけどホームランになって良かった』 とホームを踏み追加点を挙げ、流れを渡しません。
その後も8番林選手の安打や、1番鈴木選手のタイムリー二塁打、2番内海選手のバントヒットが決まり、この回4得点を挙げ点差を広げます。

ホームランを放った木津ブライト 大園選手

その裏竹城台少年野球クラブの攻撃。6番芦山選手がボールを見極め出塁。続く7番高橋選手も四球を選び出塁します。ランナーがそれぞれ盗塁を決めチャンスを演出すると、8番春田選手のピッチャーゴロの間に芦山選手がホームへ生還し、足で得点をもぎ取ります。

常に掛け声が聞こえる竹城台少年野球クラブ ベンチ

4点差の3回表、木津ブライトがこの回も勝負強いバッティングを見せます。
先頭の5番上野選手がライト前安打で出塁。続く6番大園選手、7番坪井選手も出塁し満塁とすると、9番上田選手が四球を選び押し出しの追加点。その後も3番山田選手のレフト前タイムリー二塁打等で、この回計4得点を挙げます。

タイムリー二塁打を放つ木津ブライト 山田選手

3回裏には、2回戦MVPに選出された竹城台少年野球クラブ3番松尾選手がライト前安打で出塁するも、木津ブライトの堅い守備の前に得点が挙げられず、4回は両チーム無失点で試合終了となりました!

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第3位
竹城台少年野球クラブ

PRIDE JAPAN少年軟式野球大会
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