運営インタビュー【プライドジャパン】

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20201011sun

プライドジャパン及びプライドジャパン甲子園大会を運営するBSO株式会社 吉川代表に、大会運営室にてインタビューに答えていただきました。

『どのチームでも垣根無く参加できる大会』

吉川代表が、自身の運営する大会を一言で表した言葉です。
強豪チームが出揃うイメージのある全国大会で”どのチームでも参加できる大会”にかける思いとは…

ーリーグの特徴、おもしろさを教えてください。
1番の特徴は、やっぱり全国大会でプロスタでやれること。甲子園をはじめ、東京ドーム、マツダスタジアムなど、いろんな所を目指せる。そんな大会ですかね。1番の特徴は。

ーリーグ名の由来、込めた思いを教えてください。
まず”ジャパン”は全国といった意味で、”プライド”は草野球をやる野球人の個々1人1人がいろんなプライドを持って、またチームとしてもプライドを持って、それぞれの日本一を目指すと、そういった意味で『プライドジャパン』というネーミングにしました。

ー今後目指すのは、どんな大会ですか。
”予選があって全国”といった大会がいくつかあるんですけど、それ以外にエンジョイチームさんが楽しめるような、全国を目指すだけじゃない、幅広く楽しんでもらえるような大会、企画ができたらいいなと考えています。

ーご自身の感じる”やりがい”を教えてください。
1番感動するのは、例えば甲子園で全国大会を開催したときに、初めて甲子園の土を踏む選手がいたり、そこですごい感動して喜んでもらえる、その姿を見たときにやっぱりこの大会を開催してよかったなって思います。そこが1番かな。

ーそれは感動しますね。
週末に草野球があるんだけど、平日の間のモチベーション『今週勝ってまた甲子園に近づいた』とか、そういった思いが1週間の仕事のモチベーションにもつながるんじゃないかなって。やっぱり社会人なので、そういったところにもすごく良い効果があるんじゃないかなと思います。生きがいとしての草野球って。

ー本気の趣味って良いですね。
そうですね。大人が真剣にね。昔の草野球って”お父さんの道楽”みたいな感じで、高校、大学、社会人で硬式野球を一生懸命やってきた人たちが、現役を引退したらもう真剣に野球をやる場所がなかったんですよ。
今それがこういった大会が増えてきて、俗にいう”ガチ勢”が増えてきて。昔はよく「そんな本気で草野球やっててなにが面白いんだ」とか非難されたんですよ。でもそれは”ガチ勢”なりの楽しみ方があるわけで、一生懸命やるって大事なことだと思うんです。ヘッドスライディングしてさ、大の大人が泥まみれになってやる野球。
草野球って年齢制限も無いし、50になっても60になっても全国を目指すところでやれるっていうのは、野球人口の拡大にもつながるだろうし、例えば草野球チームでお父さんについてきた子供がプレーするお父さんを見て、ヘラヘラやってるよりも一生懸命なお父さんを見てかっこいいと思って、自分も野球やろうとか、それは絶対あると思うんですよね。
それは数字には見えない部分なんだけど、何らかの形で野球人口の増加に貢献できてるのかなとは思っています。

取材したこの日は、前日の台風の影響で2日にわたって開催される予定だった甲子園出場チームが決定する全国大会を、1日で運営しなくてはならず、早朝からナイターまで試合が行われていました。
全国大会を開催する労力は、仕事として考えるととても割に合わない程の業務量。
それでも続けるのは、選手やチームの夢を途切れさせないためだと感じました。
東日本大震災復興事業の一環として東北から始まった大会は、全国のチームの夢舞台となり、その夢は、真剣に野球を楽しむ誰にでも見ることができ、挑戦する権利が与えられているのだと思いました。
BSO株式会社では、野球の大会以外にも様々な取り組みを行っています。吉川さんの野球に対する熱い思いが、新しいアイディアへとつながり、ますます草野球会を発展させてくれることを期待しています!!
お忙しい中ありがとうございました。

BSO株式会社HP
http://bsobb.net/

プライドジャパンHP
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プライドジャパン甲子園大会HP
http://www.koshientaikai.net/