試合レポート【プライドジャパンドリームカップ 全国大会1回戦】

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20211204Sat

冬の太陽に照らされ天然芝が光る ほっともっとフィールド神戸にて、昨年のコロナ禍で延期となっていた2020年の王者を決める戦いが行われました。1回戦の模様をお伝えします!

新撰組(大阪) vs しなののてっぺん(長野)

先攻の新撰組は初回から先頭打者の岡山選手が二塁打で出塁。3番相垣選手はファールで粘った末死球、4番山本選手もボールを見極め四球で続き1アウト満塁のチャンスを作ると、5番東野選手がレフトへ犠牲フライを決め先制点を挙げます。

先制の犠牲フライを決める新撰組 東野選手

しかしその裏、しなののてっぺんは1番川上選手が相手のエラーを誘い出塁し、2番藤澤選手のバントにまたもエラーが続くと、川上選手が好走塁を見せホームへ生還。すぐさま試合を振り出しに戻します。

同点のホームを踏む しなののてっぺん川上選手

追いつかれた新撰組でしたが直後の2回表。この回先頭の7番西田選手がうまくレフト前に打球を運び塁に出ます。1番岡山選手は四球を選び2アウト一二塁の場面。続く2番橋本選手が放った打球はライト頭上を越えるスリーベースタイムリーとなり2点を追加。勝ち越しに成功します。

チャンスに強い新撰組 橋本選手

3、4、5回と両チーム得点を許さず制限時間で最終回となった6回。表を、しなののてっぺん継投の菊池投手が抑えるとその裏。しなののてっぺん5番二木選手がセンターオーバーのスリーベース安打を放ち、続く6番竹村選手の犠牲フライで1点差へと詰め寄ります。

最終回スリーベースを放った しなののてっぺん二木選手

しかし新撰組バッテリーの前にその後が続かず!新撰組が準決勝へと駒を進めました!

完投勝利を収めた新撰組 住田投手
新撰組 東野捕手

株式会社マイナット(愛知) vs ITALY(香川)

初回、表を無失点で終えた株式会社マイナットはその裏、選球眼を武器に押し出し四球で先制点をもぎ取ります。

株式会社マイナット先発の菊池投手

2回は両チーム安打はあったものの得点には至らず3回表ITALYの攻撃。1アウトから1番平尾選手がエラーで出塁すると、続く2番中内選手のセンター前タイムリーで同点に追いつきます。

この試合2安打のITALY中内選手

同点となり次に試合が動いたのは5回裏。株式会社マイナットは、この回先頭の2番林選手が四球で出塁。代打舟橋選手が内野安打で続くと、4番古瀬選手が勝負強さを見せ右中間を抜けるタイムリースリーベースを放ち2点を挙げます。5番市川選手にもライト前タイムリーが飛び出し1点を追加。リードを3点差へと広げます。

勝ち越しのタイムリーを放つ株式会社マイナット古瀬選手

リードを許したITALYですが、その直後の6回表。5番大山選手がレフト前安打を放ち塁に出ると、7番後藤選手の足が相手のエラーを誘い1点を返します。

全打席出塁のITALY後藤選手

しかし最終回1アウト2塁のピンチにも動じず、株式会社マイナット菊池投手がきっちり打ち取り自責点0で完投!株式会社マイナットが準決勝への切符を手にしました!

プライドジャパンドリームカップ
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