20210919Sun
埼玉県大宮けんぽグラウンドにて2日間で開催された全国大会。
地方予選を勝ち上がった代表チームによる決勝トーナメント1回戦の模様をピックアップしてお伝えします。
S-T-T(群馬) vs 福岡AVENGERS(福岡)
初回から先攻S-T-T2番岸選手がセンター前安打で出塁するも、AVENGERSの堅い守備の前に得点には至りません。
試合が動いたのは2回裏。AVENGERS5番植村選手が四球を選び出塁。盗塁を決めると6番岩瀬選手のセンター前タイムリーでホームへ生還し先制点を挙げます。
先制を許したS-T-Tですが、染谷捕手が盗塁を阻止、斎藤投手が連続三振を奪い追加点を許しません。
しかし流れはAVENGERSへ。3回表を無失点で終えるとその裏。1アウトから1番佐藤選手がセンター前二塁打で出塁すると、相手のバッテリーエラーの間に三塁へ進み2番折田選手のタイムリー安打で追加点を挙げます。
ここでもS-T-T染谷捕手が盗塁阻止を決め2アウトとするも、AVENGERS5番植村選手、6番岩瀬選手のタイムリー安打にダブルスチールが決まり、この回計4得点。
AVENGERSは5回にも1点を追加すると、投げては先発青谷投手が快投を見せ完封。2回戦へ駒を進めました。
森の中のケバブ(千葉) vs ギャートルズ(兵庫)
初回、先攻のギャートルズは先頭打者の橋本選手が死球で出塁すると、効果的に塁を進め4番越井(勇)選手のタイムリー二塁打で先制点を挙げます。さらに2アウトから5番岩井選手の打球が風を味方に相手のエラーを誘い追加点。初回から2得点を挙げます。
その裏、森の中のケバブは3番京野選手が四球を選び出塁すると、続く4番白井選手のセンター前タイムリーでホームを陥れ1点を返します。
さらに約1年ぶりにケガから復帰した森の中のケバブ5番相場選手がタイムリー二塁打を放ち、試合を振り出しに戻します。
両チーム2回を無失点で終え3回裏。森の中のケバブこの回先頭の2番佃選手がセンター前安打で二塁まで進むと、3番京野選手が振り逃げを決め4番白井選手のタイムリー安打で勝ち越しに成功します。
尚もノーアウト満塁のピンチが続くギャートルズでしたが、この試合風の影響で両チーム守備に苦戦する中、集中力を切らさずダブルプレーをもぎ取ると、最少失点でこの回を切り抜けます。
4回以降は両チーム先発投手の前に打線が沈黙し、森の中のケバブが2回戦進出を決めました。
イズム(神奈川) vs Dream9(和歌山)
初回はイズム竹崎投手とDream9金子(統)投手の前に両チーム三者凡退で終えます。
2回表を無失点で抑えたイズムはその裏、7番東選手のタイムリー安打で先制点をもぎ取ります。
3回裏には1アウトからイズム代打の田口選手がセンター前安打で出塁。2アウトとなり2番藤本選手のセンター前安打の間に三塁を狙うも、Dream9の堅い守備に追加点には至りません。
4回裏。イズム4番岡野選手がライト頭上を越える三塁打を放つと、5番伊藤選手は四球を選び出塁。6番塚本選手のレフトへの犠牲フライで追加点を挙げますが、Dream9浅尾捕手の好判断により二塁を狙うイズム伊藤選手をアウトにし、この回を1失点に抑えます。
5回Dream9継投の芳本投手は、イズム7番東選手へセンター前安打を許すも落ち着いたピッチングで後続を断ち、6回にはこの試合猛打賞のイズム2番藤本投手へライト前安打を許したものの、Dream9サード岡田選手のファインプレーもあり無失点で乗り切り、打線の援護を待ちます。
最終回。Dream9この回先頭の3番慶元選手がボールを見極め四球で出塁。4番寺田選手のショートへの内野安打でノーアウト一二塁のチャンスを作るもここまで。積極的な攻撃と堅守でイズムが2回戦進出を決めました。
桑田真澄・ワールドペガサス杯
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