試合レポート【プライドジャパン甲子園大会2022ファイナルステージ準決勝】

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20221118Fri

勝者のみが踏み入れることのできる野球の聖地『阪神甲子園球場』。
その地にふさわしい1点差の好ゲームとなった準決勝2試合の模様をレポートします。

新田クラブ(大阪) vs ITALY(高知)

3回まで両チーム先発のITALY久代投手、新田クラブ大原投手、両投手が好投を見せお互いに得点を許しません。

試合が動いたのは4回。先攻の新田クラブは、3番御勢選手が四球を選び出塁すると、続く4番池田選手のツーベース安打でノーアウト二三塁のチャンスを作ります。

このチャンスを新田クラブ6番寒河江選手がきっちりと犠牲フライを決め、先制点を挙げます。

続くチャンスにさらに1点を追加した新田クラブでしたが、ITALY小野捕手が牽制を決め流れを渡しません。

するとその裏。ITALYは3番松坂選手がライト前安打で塁に出ると、4番小林選手のレフト線を抜けるタイムリーツーベースでホームを陥れ1点を返します。

さらにITALYは5番中内選手のライト前安打に6番大西選手の犠牲フライで1得点。試合を振り出しに戻します。

同点のまま時間制限により最終回となった5回。表を継投の西岡投手が無失点に抑えたITALYは、この回先頭打者の9番平尾選手が左中間を抜けるツーベース安打で出塁し、1番松原選手が送りバントを成功させチャンスを演出すると、2アウトから4番小林選手がサヨナラタイムリーを放ち、決勝戦進出を決めました!

第3位 新田クラブ(大阪)

BRONZE(愛知) vs 神出設計ecoaハウス(北海道)

準決勝1試合目と同様に、両チーム先発の神出設計ecoaハウス宮田投手、BRONZE水谷投手の前に、3回までスコアボードにゼロが並びます。

3回のピンチを無失点で切り抜けた先攻のBRONZEは4回。この回先頭打者の2番山中選手がレフト前安打で出塁。盗塁等三塁まで進むと、5番張選手のタイムリー安打で試合の均衡を破ります。

BRONZEはこの回7番丹羽選手にもタイムリーが飛び出し追加点。2点を先制します。

5回を両チーム三者凡退で終え、時間制限により最終回となった6回。BRONZは2アウトから代打山本選手が内野安打で出塁し、相手のエラーを誘い二塁まで進むと、続く6番田中選手のレフト前安打にホームを狙うも、神出設計ecoaハウスが好守を見せ、追加点を許しません。

するとその裏。1アウトから神出設計ecoaハウス3番峯選手がスリーベース安打でチャンスを作ると、4番長田選手がライトへの犠牲フライを決め1点を返します。

さらに神出設計ecoaハウス5番杉本選手が死球を受け出塁すると、続く6番川野選手の左中間を抜ける当たりに三塁を回りホームを狙います。

しかしこの場面でも崩れないBRONZEの完璧な送球の前にタッチアウト。接戦を制しBRONZEが決勝戦進出を決めました!

第3位 神出設計ecoaハウス(北海道)

プライドジャパン甲子園大会
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