試合レポート【埼京リーグ 決勝戦】

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20211212Sun

冷たい空気にどこか日差しのぬくもりを感じる冬晴れのレジデンシャルスタジアム大宮にて、コロナ禍による日程調整で2年に渡り行われていた埼京リーグ本戦の決勝戦が開催されました。

PIECE vs King☆Johnny

初回。表をKing☆Johnny先発の阿久津投手が三者凡退で抑えると、その裏をPIECE先発の横田投手も打者3人で打ち取り、両チーム無失点で終えます。

King☆Johnny阿久津投手
PIECE横田投手

2回表には先攻PIECE5番桜井(健)選手がセンター前安打で出塁。続く進藤選手が送りバントを決め、7番杉沼選手の内野安打で2アウト一三塁のチャンスを作るも、King☆Johnnyサード安永選手の好守に阻まれ得点には至りません。

安定した守備のKing☆Johnny安永選手(この試合21アウト中10個がサードへの打球)

その裏、今度はKing☆Johnny4番矢嶋選手の鋭い打球にPIECEセカンドの桑原(以)選手が素早く反応し出塁を許さず、両チーム投手の好投と堅い守備で3回までスコアボードに0が並びます。

PIECE桑原(以)選手

試合が動いたのは4回。PIECEは2アウトから5番桜井(健)選手、6番進藤選手、7番杉沼選手が続けて安打を放ち満塁のチャンスを演出します。

この試合2安打のPIECE桜井(健)選手

しかしあと1本を許さなかったKing☆Johnnyはその裏。この回先頭の1番佐藤選手がセンター前二塁打を放つと、2番篠崎選手の送りバントで三塁まで進みます。

二塁打を放つKing☆Johnny佐藤選手

その後2アウトとなったKing☆Johnnyですが、4番矢嶋選手が2ストライクからファールで粘りPIECEバッテリーのエラーを誘うと、三塁ランナーの佐藤選手が素早く反応しホームを陥れ先制点を挙げます。

WPを誘いだす粘りを見せたKing☆Johnny矢嶋選手

先制を許したPIECEですが、3回より継投の関根投手がその後崩れることなく最少失点で4回を切り抜けます。

PIECE関根投手

5回を両チーム無失点で終え6回裏。King☆Johnnyは2アウトから3番安永選手が左中間を抜ける三塁打を放ち追加点を狙いますが、この回より登板のPIECE渡辺投手の前にその後が続きません。

PIECE渡辺投手

1点差のまま最終回。PIECEは代打攻勢で逆転を狙うもののKing☆Johnny阿久津投手を攻略できず!King☆Johnnyが2020-2021年埼京リーグ王者に輝きました!!

優勝 King☆Johnny

準優勝 PIECE

両チーム投手陣の快投と野手陣の堅守に、あっという間の7回でした。トーナメント戦と違い長い期間で戦うリーグ戦。チームのモチベーション管理やスケジュール調整等大変な面も多い分、制した達成感も大きいのではないかと感じました。
2020年はコロナ禍によりグラウンド確保や選手の出席が難しいチームが多く、スケジュール調整が難航する中、埼京リーグでは早い段階で2020年から2021年に渡って開催することを決定していて、”常に選手目線で妥協することなくチームファーストである”ことが埼京リーグの運営方針なんだなと、改めて思いました!

埼京リーグHP
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