試合レポート【第2回お伊勢さん杯全国少年軟式野球大会2回戦】

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20211227Mon

全国より選抜されたチームにより三重県伊勢市にて3日間で開催された学童野球大会。
ダイムスタジアム伊勢で行われた2回戦の模様をお伝えします。

雑賀和歌浦ベースボールクラブ(和歌山) vs ドリームボーイズ(愛知)

初回を両チーム無失点で終え2回。先攻の雑賀和歌浦ベースボールクラブはこの回先頭の7番吉田選手が内野安打で出塁すると、1番山田選手のセンターオーバーのタイムリーツーベースで先制に成功します。

盗塁を阻止する等捕手としても活躍の雑賀和歌浦ベースボールクラブ山田選手

しかしその裏。ドリームボーイズ5番菊地選手がライト前安打で出塁。盗塁を決める等三塁まで進むと、7番福田選手の内野ゴロの間にホームを陥れすぐさま追いつきます。

ドリームボーイズ菊地選手

さらにドリームボーイズは2番長坂選手がホームランを放つ等、4回5回とそれぞれ1点を追加し逆転に成功します。

ホームランを放ち生還するドリームボーイズ長坂選手

このまま試合が終わるかと思われた最終回。雑賀和歌浦ベースボールクラブ4番南口虎太郎選手が2アウトから四球を選び塁に出ると、5番中西選手にホームランが飛び出し土壇場で同点に追いつきます。

雑賀和歌浦ベースボールクラブ中西選手ホームランの瞬間

タイブレークは共に1得点を挙げ、規定によりジャンケンで勝利したドリームボーイズが準決勝進出を決めました!

KOMATSUDREAMS(石川) vs 田辺アルファー(京都)

初回を無失点で終えた両チームは2回表。先攻KOMATSUDREAMSこの回先頭の5番窪田選手がレフト頭上を越える打球で二塁まで進むと、7番山崎選手のライト前タイムリーで先制点を挙げます。9番筒井選手にもタイムリーツーベースが決まり追加点。強豪田辺アルファーから2点を先制します。

先制タイムリーを放つKOMATSUDREAMS山崎選手

するとその裏田辺アルファーは、7番多田選手がセンター前安打で出塁し盗塁。9番宮本選手の送りバントで三塁まで進むと、相手のバッテリーエラーの間にホームを陥れ1点を返します。

苦しい展開も粘投を見せた田辺アルファーバッテリー

しかし直後の3回表。KOMATSUDREAMSは4番柳橋選手、5番窪田選手、8番村永選手、9番筒井選手がそれぞれ勝負強いバッティングでタイムリー安打を放つ等打者一巡の猛攻を見せ一挙4得点。

4回にはKOMATSUDREAMS4番柳橋選手の右中間を抜けるツーランホームランも決まり、KOMATSUDREAMSがコールド勝利を収め準決勝進出を決めました!

この試合2安打3打点の活躍を見せたKOMATSUDREAMS柳橋選手

亀の子少年野球クラブ(愛知) vs 竹城台少年野球クラブ(大阪)

初回。表を無失点に抑えた竹城台少年野球クラブはその裏、先頭の安田選手がレフト頭上を越えるスリーベース安打で出塁。3番松尾選手は死球を受け1アウト一三塁のチャンスを作ると、4番田中選手のバントが相手のエラーを誘い2得点。先制に成功します。

2、3、4回は両チーム先発の竹城台少年野球クラブ松尾投手、亀の子少年野球クラブ竹内投手、共にランナーは許すものの要所を締めるピッチングでお互いに得点を許しません。

竹城台少年野球クラブ松尾投手
亀の子少年野球クラブ竹内投手

その後5回に2点を追加した竹城台少年野球クラブがこのまま勝利するかと思われた最終回。亀の子少年野球クラブ1番の斉藤選手が内野安打で出塁すると、2番寺本選手にライトオーバーのホームランが飛び出し2点を返します。

ホームへ生還する亀の子少年野球クラブ寺本選手

さらに亀の子少年野球クラブ4番寺田選手も内野安打で出塁。相手のバッテリーエラーの間に二塁へ進み一打同点のチャンスを演出するもここまで!竹城台少年野球クラブが準決勝へと駒を進めました!

有馬クラブ(三重) vs 木曽川JBC(愛知)

初回、表を先発の高井投手が三者凡退で抑えた木曽川JBCはその裏、3番山田選手の左中間を抜けるホームランで先制点を挙げます。

初回からホームランを放つ木曽川JBC山田選手

2回3回と両チーム無失点で終え4回。先攻の有馬クラブ先頭打者の1番仲森恒太朗選手がセンター前安打で出塁。盗塁を決め、2番田尾選手の内野安打で三塁へ進みます。田尾選手も盗塁を成功させノーアウト二三塁とすると、3番和田選手がスクイズを決め試合を振り出しに戻します。

スクイズを成功させる有馬クラブ和田選手

有馬クラブは尚もつづくチャンスに1点を追加。5番山本選手にはライトオーバーのホームランも飛び出し、この回3得点を挙げ逆転に成功します。

投打で活躍の有馬クラブ山本選手

逆転を許した木曽川JBCですがその直後の4回裏。2アウトから4番長縄選手が相手のエラーを誘い塁へ出ると、続く5番鎌田選手はレフト前安打でチャンスを演出。すると続く6番高井選手が三塁線を抜けるスリーベースタイムリーを放ち、試合を振り出しに戻します。

その後は7回、さらにはタイブレークまで両チームランナーは出るものの得点には至らず、規定によりジャンケンで勝利した有馬クラブが、実力と運を味方に準決勝進出を決めました!

PRIDE JAPAN少年軟式野球大会
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