試合レポート【ZETT GRANDPRIX全国大会2回戦】

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20220129Sat-30Sun

広がる雲の隙間から時折日差しが差し込む冬のほっともっとフィールド神戸にて、2日間に渡り各地の予選を勝ち上がった代表チームによる決勝トーナメントが開催されました。

Shootingstars(福岡) vs マスカレード(鳥取)

初回を両チーム無失点で終え2回。先攻のShootingstarsはこの回先頭の5番田中選手がレフトオーバーの打球を放ち三塁まで進むと、8番竹下選手の犠牲フライで先制点を挙げます。

三塁まで進むShootingstars田中選手

2回裏をShootingstars先発の真崎投手が三者凡退で抑えると、3回表には四球で出塁した9番前田選手が、3番豊田選手の左中間を抜けるタイムリースリーベースでホームへ生還。追加点を挙げます。

タイムリーを放つShootingstars豊田選手

しかしその裏。今度はマスカレード1番の大谷選手がライト頭上を越えるスリーベースタイムリーを放ち1点を返します。

タイムリーを決めたマスカレード大谷選手

4回5回と両チーム投手の好投に打線が続かずこのまま試合が終わるかと思われた6回裏。1アウトからマスカレード3番日笠選手がレフト前ツーベース安打で出塁すると、続く4番森口選手のタイムリーツーベースで試合を振り出しに戻します。

最終回。Shootingstarsは9番前田選手が四球を選び出塁。1番小代選手の内野安打で三塁まで進むと、2番中嶋選手の打球に好走塁を見せホームを陥れ、勝ち越しに成功。これが決勝点となり準決勝進出を決めました!

見事な走塁を披露したShootingstars前田選手

Nomad.Yankees(東京) vs ITALY(香川)

初回、先攻のNomad.Yankeesは先頭打者の坂元選手が安打で、3番中村選手は死球で出塁するも、どちらもITALYバッテリーに盗塁を阻止され二塁まで進むことができません。

ITALY先発の久代投手

両チーム相手投手を攻略できない中、チャンスが訪れたのは3回裏ITALYの攻撃。この回先頭の9番松原選手が死球を受け出塁。バッテリーエラーを誘う好走塁で二塁まで進み、2番川又選手の内野ゴロの間に三塁を陥れます。しかしNomad.Yankeesバッテリーの前にあと1本が出ません。

Nomad.Yankees先発の田中投手

すると直後の4回表。Nomad.Yankeesは2アウトから4番奈良選手が四球を選び出塁し盗塁を決めます。続く5番郡司選手が、この試合初の長打となる一塁線を抜けるタイムリーツーベースを放ち先制に成功します。

タイムリーを放つNomad.Yankees郡司選手

時間制限により最終回となった5回。表を三者凡退で終えたITALYはその裏。この回先頭の7番後藤選手が初球をセンター前に運び出塁。逆転のチャンスを伺います。

ITALY後藤選手

しかしその後1アウトを奪ったNomad.Yankeesが堅守を崩さず最後はダブルプレーを決め、準決勝へ駒を進めました!

A Factory(大阪) vs (株)ラックナム(北海道)

初回。先攻のA Factoryは先頭の籾山(裕)選手がセンター頭上を越えるツーベース安打を放ち出塁します。
しかし(株)ラックナム川口捕手が送りバントを阻止し、得点を許しません。

その後も両チーム安打は出るものの、先発の(株)ラックナム阿部投手、A Factory甲藤投手がそれぞれ要所を締めるピッチングを見せ得点には至りません。

(株)ラックナム先発の阿部投手

試合が動いたのは3回表。A Factoryは、この回先頭の9番松本選手が内野安打で出塁すると、効果的に塁を進め4番井澤選手のレフト前タイムリーツーベースでホームへ生還。先制点を挙げます。

先制タイムリーを放ったA Factory井澤選手

しかし4回裏。(株)ラックナム6番丹波選手が右中間を抜けるスリーベース安打を放つと、7番山下選手の打球が相手のエラーを誘い得点を挙げ、さらに2番鈴木選手のライト前タイムリーで逆転に成功します。

時間制限により最終回のコールがかかる5回。A Factoryは代打正木選手が四球を選び出塁。盗塁を決めると3番籾山(幸)選手の内野安打にエラーが重なり土壇場で同点に追いつきます。

A Factory籾山(幸)選手

一死満塁からスタートのタイブレーク。先攻A Factoryは相手のエラーに7番森(志)選手の左中間を抜けるタイムリー安打で一挙5得点を挙げ、準決勝進出を決めました!

A Factoryバッテリー

ZETT GRANDPRI
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