20220801
全国の予選を勝ち上がった56チームを8ブロックに分け、熊本県にて3日間で開催された学童野球大会。
前日のイベントで発表されたファイナルラウンド開催地、甲子園への切符をかけ熊本県各地で熱戦が繰り広げられました。
最終日はリブワーク藤崎台球場で行われたFブロック決勝戦の模様をお伝えします。
IBCレイカーズ(熊本) vs オール富山JBC(富山)
初回は両チーム先発のオール富山JBC吉田(玲)投手、IBCレイカーズ岩下投手がそれぞれ無失点で抑えます。
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試合が動いたのは2回表。先攻IBCレイカーズは、この回先頭の5番榎木田選手が一塁線を抜けるホームランを放ち先制点を挙げます。
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しかしその裏。オール富山JBCは5番吉田(玲)選手の打球が相手のエラーを誘い出塁。盗塁を決め7番井城選手のタイムリーツーベースで生還し試合を振り出しに戻すと、8番坂林選手のセンター前タイムリーで逆転に成功します。
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3回には相手のエラー等でIBCレイカーズが1点を追加し同点とするも、その裏。オール富山JBC3番士反選手がライト前安打で二塁まで進むと、4番平田選手がタイムリーツーベースを放ち再び勝ち越し。流れを引き渡しません。
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4回はランナーを許しながらも両チーム無失点で終え5回裏。オール富山JBC先頭の深井選手が四球を選び出塁し、盗塁を決めます。3番士反選手が内野安打に好走塁を見せ二塁まで進むと、4番平田選手は申告敬遠で1アウト満塁の場面。
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このチャンスでオール富山JBC5番吉田(玲)選手が放った打球はセンター頭上を越えるタイムリーツーベースに。2点を追加すると、続く6番吉田(悠)選手のスクイズにセカンドランナーの吉田(玲)選手までホームを陥れ、この回一挙4得点を挙げ点差を広げます。
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最終回の6回。5点ビハインドのIBCレイカーズは、この回先頭の4番川崎選手がボールを見極め出塁。続く榎木田選手、岩下選手も四球を選び満塁とすると、7番永野選手が勝負強さを見せライトオーバーのタイムリースリーベースを放ち2点差に追い上げます。
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IBCレイカーズ9番三村選手にもレフト前タイムリーが飛び出し1点差まで詰め寄るも、オール富山JBCキャプテンの士反投手がピンチの場面も落ち着いた投球を見せ、オール富山JBCが接戦を制し甲子園出場の切符を手にしました!!
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Fブロック優勝 オール富山JBC
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Fブロック準優勝 IBCレイカーズ
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『ミスを怒らず、みんなで助け合う』 野球大会
この大会は、みんなが笑顔で楽しめるようにと大会理念が設けられており、どの対戦も明るく気持ちの良い試合だったのが印象的でした。
参加費無料、ユニフォームの不揃いや体操着での参加もOK、道具の貸与もある(※諸条件有)とのことで、全国の参加チーム数も非常に多く、その中で勝ち上がってきたチームはやはりどのチームも強く、敗者同士の交流戦までも見ごたえのある試合ばかりでした。
負けて悔し涙を流す選手たちの姿を見て、全国大会で戦うことの意味、その経験の価値、そんなことを考えさせられました。
野球を始めるきっかけにも、全国の景色を見たいチームにも、誰にでも参加しやすい大会。こんな大会がまた増えるといいなと思います。
FINALラウンドは12月10日(土)11日(日) 阪神甲子園球場にて行われる予定です。
MIZUNO BASEBALL DREAM CUP Jr.Tournament2022
http://pridejapan.net/mizunodream-cup/jr-tournament/