20210724Sat
愛知県蒲郡市にて3日間で開催された全国学童軟式野球大会。
蒲郡市公園グラウンド野球場にて行われた決勝戦の模様をお伝えします。
1回戦レポート>>1st
2回戦レポート>>2nd
準決勝レポート>>semifinal
ペイフォワード(愛知) vs グレートブラザーズ(愛知)
全国から選抜された強豪16チームによるトーナメントを制するのは!?
先攻のグレートブラザーズは初回、3番佐合選手がセンター前安打で出塁するも、ペイフォワードの堅い守備に二塁まで進むことはできません。
その裏ペイフォワードの攻撃。効果的にランナーを溜めると、得意の機動力を使った攻撃で揺さぶりをかけエラーを誘い先制点を挙げます。
続くチャンスに、この大会絶好調の石井選手がセンター前タイムリーを放ち2点を追加。決勝戦でも隙のない攻撃で得点を重ねます。
先制されたグレートブラザーズですが、その後2アウト二塁の場面でサード佐合選手がファインプレーを決め3アウトとするとその流れのまま2回表には8番池尻選手、9番加藤愛選手のタイムリー安打で3点を返し、試合を振り出しに戻します。
追いつかれたペイフォワードですがその裏。8番藤井選手が足でエラーを誘い出塁すると盗塁を決め、1番北岡選手のタイムリー安打で勝ち越しに成功します。
その後満塁とすると、5番石井選手にこの試合でもホームランが飛び出しこの回一挙6得点を挙げます。
6点ビハインドのグレートブラザーズですが、3回裏にはファースト加藤愛選手がペイフォワードの応援席からも「ナイスプレー!」の声が飛ぶファインプレーを見せ、会場を盛り上げます。
すると4回にはグレートブラザーズ7番代打山田選手が内野安打で出塁。8番代打松原選手のライト前タイムリーで1点を返します。
3番佐合選手にもタイムリー安打が飛び出し、この回3得点を挙げ追い上げを見せます。
4回裏をグレートブラザーズ柴田投手が無失点で終えると、5回にはその柴田選手がライト前安打で出塁。7番山田選手のタイムリー安打で1点を追加。2点差まで追い上げます。
しかしペイフォワード継投の石井投手の前に攻め切ることができず!ペイフォワードがグレートブラザーズを振り切り優勝を決めました!!
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優勝 ペイフォワード
準優勝 グレートブラザーズ
この大会はトーナメント戦のため1度敗れると次のステージには進めません。しかし運営側で本戦の会場とは別にグラウンドを用意しており、チームの希望によってなかなか対戦できないような地域のチームと交流戦を行ったり、他のチームの監督やコーチからアドバイスを受けたりしている姿が見られました。
今回の対戦はコールドゲームが多かったものの、どのチームからも大会の開催や、お互いのチームに感謝する声が多く聞かれ、それだけ得るものの大きな経験ができた大会だったのではないかと感じました。
選手の笑顔と応援の声に、アナウンスやインタビュー、電光掲示板を使った豪華な演出が花を添えていました。
チームの皆様、関係者の皆様、どの試合も本当に面白く、感じることの多い3日間をありがとうございました!
PRIDE JAPAN少年軟式野球大会
http://pridejapan.net/pjjunior/